一緒にしてはいけないもの

こんにちは。
本日は、「一緒にしてはいけないもの」についてお話をしていきたいと思います。

人は誰しもが自分の意見を持っているものだと思います。
ここでは、誰かに発信はしなくても、少なからず心の中で思っている考えを自分の意見として持っていると仮定して話を進めていきましょう。

ありがちな話として、社会に出ると大御所の方や上司の意見を周りの人は同調し賛同するケースは少なくありません。
その中で、私はこういう意見を持っていますと進言する人がいたとしましょう。
すると、違う意見を発信された人もしくは周りの人は、ただ自分の意見を発信した人を、あたかも自らが批判されたかのように驚いたり冷たい視線を送ったりしてしまう傾向があるようです。
その結果、その違う意見を発信した人は空気の読めない悪い奴だと人格まで否定されてしまうこともあります。

これは、私たちの世界でよく混同される事案であり、一人ひとりの感情が優先されがちです。
意見=批判ではなく、不等式としては成立してはいけません。
意見はあくまで意見であり、その意見に賛同するかしないかも個人の自由であり、その意見は尊重されなくてはなりません。
その意見に対し、感情であーでもないこーでもないと批判するのは、議論する畑がそもそも違います。

誰と仲が良いとか悪いなど、個人的な感情が介入しやすい部分を抜きにして相手と議論していくことです。
日本ならではの「空気を読む」習慣は、肝心の自分の意見まで引っ込めてしまう可能性があります。
いざという時に自分の意見を発信することが出来るように、普段から感情抜きで議論していくトレーニングをしていきましょう。
じゃないと、本当に自分に大切な情報に耳を塞ぎ、いつの間にか聞き逃してしまうことにもなりかねません。

私達が大切にしなくてはならないのは、自分に対して意見をしてくれる人の存在です。
その人の意見を感情抜きで冷静に聞き取り、自分を更にアップデート出来るように心掛けましょう。

以上、「一緒にしてはいけないもの」についてお話をさせて頂きました。