靴の選び方
こんにちは。
本日は、「靴の選び方」についてお話をしていきたいと思います。
サッカーをするときに、必ず必要となってくるのが靴です。
スパイク・トレーニングシューズ・インドアシューズ(室内履き)など、用途によりシューズを使い分ける必要があると思います。
その中で大切なのは、「自分に合った靴を選ぶこと」になります。
しかしそれは当たり前のようで、なかなか実現できていないのが現状です。それは、個人によって足の形が異なることや、その場に靴のサイズがないことや、靴それぞれで値段が違うことが挙げられます。
また、今はモデル自体も目を引くものが多く、そのモデルを履くために購入するということもございます。
上記のことも踏まえて、自分に合った靴選びのポイントについてみてみましょう。
1.正しい屈曲部分で曲がっているかを確認する。
正しい屈曲位置とは、基本的に足の幅が一番広い部分です。(母指球のエリア)
2.靴を履く際は、靴ひもを全体的に緩めて履く。
時間帯によって人間の足の大きさが変わります。朝よりも夕方の方が、足がむくんでおり大きくなっています。履いたり脱いだりする場合は、靴ひもを緩めておくようにしましょう。そして、その時に合った状態で靴ひもを結んでいきフィットさせていきましょう。
3.靴ひもを結び、かかとを地面にトントンしてからのつま先の状況を確認する。
座った状態と立ち上がった状態では、足裏に対してかかる圧力が違いますので、つま先の状況が若干変わってきます。靴先を押したときに、靴先からつま先までの間が0,5~1,0cmくらいが育成においては目安なのではと考えます。
より年代が上がり、ジュニアユース、ユース、大学生となり、身体のサイズが落ち着いてきたときには、より靴先からつま先までの間をよりタイトにすることでその靴にフィットしていると考えます。
また、靴の縦幅だけではなく、横幅や足の甲の高さも、靴選びのポイントです。
横幅の広さと甲の高さがリンクするケースもあり、その2つのケース+縦幅が短いケースもあります。
結果、人それぞれの足のサイズを、既製品に合わせるのですから、自分に合った靴を探すのは大変ですよね。
大切なのは、何を履きたいかではなく、何が自分に合っているかということです。
自分の足に合っている靴、すなわち自分のプレーのパフォーマンスを上げてくれる大切な靴との出逢いをこれからも大切にしてもらいたいと思います。
最後に、プレー後の靴はしっかりと紐を緩め、付いた砂や土はブラシで落とすなどメンテナンスをしましょう。
そしてまた靴を履くときには、その時の自分の足の調子を、靴に靴ひもの閉まり具合として伝え、身体の一部のように大切に扱いましょう。
靴は、自分の魅力を引き出してくれる、自分の足を守ってくれる最高のパートナーなのですから。