自らを自らで奮い立たせるために

こんにちは。
本日は、「自らを自らで奮い立たせるために」ということについてお話をしていきたいと思います。

個人スポーツでも団体スポーツでも、プレーするのは自分です。
その自分を自分で奮い立たせることって簡単なようで本当に難しい。
監督・コーチからの檄で～では外的要因になりますので、いかに内的要因を見つけ、自分で自分のスイッチを押せるかどうかがどんな時も大切だと思います。

また、「気持ちが弱い・メンタルが弱い」などの発言に関しても気になるところがあります。
それは該当の子供はもちろん、その周りの選手にも、上記のような言葉を伝えることで弱い印象を与えてしまうということ。これは本来その子が持った資質ではなく、単に植え付けられたイメージではないかと考えます。

例えば、大事な場面でミスをしてしまった。→「あいつ、メンタル弱いな」
これでは解決になりません。それは個人にとってもチームにとっても。
もちろん技術的なミスもあり、そこへの改善により成功することも大いにあります。しかしそのアプローチも届かない選手がいるのも然りです。
そこには、必ず心の準備の問題があると思っています。
その選手は、自分の心を落ち着かせる方法を知らずにミスをしてしまっただけかもしれない。
だからこそ、そんなミスをした選手は、そのミスを次の成功につなげるために、自らがしっかりと向き合うことです。他人から押し付けられるのではなく、自らが向き合う必要があります。
そして、次の大事な場面で成功するために一生懸命考え努力すること、そしてそれが成功した時の達成感を心から大切にしてほしいと思います。

子供たちは、身体が成長しているとともに心の成長も同時にしております。
そんな子供たちに大切なのは、自らが力を発揮しようとする心・言動を引き出すということ。
プレーするのはあくまで選手であり子供たちだからです。
その子供たちの熱を大人が超えないということが大前提です。
振り切って超えてしまうと、自らを奮い立たせることをやめ、子供たちからの大切な発信を遮断してしまう可能性があります。
それは子供の心の成長にとって大きなブレーキになりかねません。

そんな子供たちの２つの成長を、私達大人がいろんな意味で温かく見守っていくことで、子供たちの「本気」を引き出していければと考えます。

私の心を奮い立たせてくれる動画です。是非ご覧下さい。
→https://youtu.be/xG4CeKoaoKI